【ハムスターの得意・不得意、好き・嫌いの食べ物、可愛い行動まとめ】
1. ジャンガリアンハムスター
- 得意: 穏やかな性格で、飼い主とのコミュニケーションを楽しむのが得意。慣れると手のひらにちょこんと乗ってくれることも多い。
- 不得意: 急な環境の変化や大きな音にストレスを感じやすい。また、体が小さいため高いところからの落下には弱い。
- 好きな食べ物:
- ヒマワリの種(少量ならOK)
- 小松菜、ニンジン、りんご(少量)
- ドライフルーツ(砂糖不使用のもの)
- ペレット(バランスよく栄養が取れる)
- ダメな・苦手な食べ物:
- チョコレート、ネギ類、アルコール
- ジャガイモ(毒性がある場合あり)
- 柑橘類(酸が強く消化不良を起こす)
- 可愛い行動:
- 自分の頬袋に食べ物を詰め込んで「ぽっちゃり顔」になる姿。
- 寝起きの時に目をこすりながらのびをする仕草。
- 回し車を逆走して遊ぶなど、少しおちゃめな行動も。
2. ゴールデンハムスター
- 得意: 手に馴れやすく、飼い主に甘えてくれる。体が大きいので、ハムスター用のおもちゃや障害物を使った運動が得意。
- 不得意: ストレスに弱く、特にケージが狭いと活動量が減ってしまいがち。また、繁殖期には攻撃的になることがある。
- 好きな食べ物:
- クルミやアーモンド(無塩のものを少量)
- ヒマワリの種
- ブロッコリー、キャベツなどの葉野菜
- プレーンなヨーグルト(ごく少量)
- ダメな・苦手な食べ物:
- 生肉、生卵(食中毒の原因になる可能性あり)
- ネギ類(玉ねぎ、にんにくなど)
- チョコレート(カカオに含まれる成分が有害)
- 可愛い行動:
- ケージの中で「立っち」をして飼い主の様子をうかがう。
- 回し車をダッシュして、時々回りすぎて転がるお茶目な姿。
- 手の上でゆっくりとおやつをかじる姿は、癒しそのもの。
3. ロボロフスキーハムスター
- 得意: とても素早く、敏捷な動きで遊ぶのが得意。ケージの中をくるくると駆け回る様子は元気そのもの。
- 不得意: 人に慣れにくく、触られることを嫌がる傾向が強い。高いところから落ちると骨折などのリスクがあるので注意が必要。
- 好きな食べ物:
- 粟(あわ)やヒエなどの小鳥の餌
- コーンや枝豆(茹でて冷ましたもの)
- リンゴ、バナナなどのフルーツ(少量)
- ダメな・苦手な食べ物:
- 柑橘類(酸が強く胃を痛める)
- 生の大豆(中毒症状を引き起こす可能性あり)
- 甘いものや塩分の多いもの(ストレスを感じやすい体質のため)
- 可愛い行動:
- ケージ内の狭い隙間にすっぽりと入り込んで、顔だけをひょっこり出す姿。
- 素早くちょこちょこ動く様子はまるで「ネズミのダンス」。
- 砂浴びをするときにくるんと回転する愛らしい姿。
4. キャンベルハムスター
- 得意: 非常に好奇心旺盛で、物をかじったり、ケージを登ったりとアクティブに行動する。飼い主に対しても積極的にアピールすることがある。
- 不得意: 警戒心が強いため、急に触ろうとすると噛みつくことがある。暗い場所を好み、日光や強い照明が苦手。
- 好きな食べ物:
- ピーナッツやヒマワリの種(少量)
- ニンジン、ほうれん草などの野菜
- さつまいも(茹でたものを少し)
- ダメな・苦手な食べ物:
- ショ糖(甘いお菓子類)
- コーヒー、紅茶(カフェインが有害)
- アボカド(脂質が高く毒性がある場合あり)
- 可愛い行動:
- 飼い主に気付くと「ちょんちょん」と手で合図するような仕草を見せることがある。
- 床材をくわえて、巣の中をせっせとリフォームする姿。
- 食事のときに頬袋に大量の食べ物を詰めて、大きくふくらんだ顔がかわいい。
5. チャイニーズハムスター
- 得意: バランス感覚が非常に良く、ケージの中の障害物を器用によじ登ったり、つかまったりするのが得意。手乗りしやすく、落ち着いている。
- 不得意: 社会性が低く、他のハムスターとの共存が苦手。特に繁殖期には攻撃的になることもある。
- 好きな食べ物:
- ナッツ類(無塩のものを少量)
- ドライフルーツ(砂糖不使用)
- スイートコーンやにんじん(少量)
- ダメな・苦手な食べ物:
- トマト(酸が強く、胃を傷める)
- 生のイモ類(毒性があることがある)
- チョコレートや塩分の多いもの(内臓に負担をかける)
- 可愛い行動:
- 高いところに登って、顔だけを出して飼い主を見つめる姿。
- しっぽを上げて「たっち」のような姿勢でキョロキョロする。
- 寝るときに「くるん」と丸まって、小さな毛玉のようになる。
【まとめ】
各ハムスターの得意不得意、好き嫌い、そして可愛らしい行動は本当に個性豊かです。これらの特性を知っておくと、お世話をしやすくなり、よりハムスターとの時間を楽しむことができます。ハムスターの小さな仕草や行動をよく観察し、個々の性格や好みを把握しながら接することで、信頼関係を築き、より深いコミュニケーションを楽しむことができます。